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TOEFLリーディング対策と解法のコツ5選【最強勉強法を英検1級が解説】

迷える若者
日本人は英語を読むのは得意って言われるから何となくTOEFLできるのかな?と思ったのですが全く手も足もでません。対策を教えてください。
TOEFLのリーディングパートか。日本人が読むのが得意というのは、あくまで他の技能に比べてという相対的な話だ。TOEFLレベルの高度な英文を読み解ける人間など少ないぞ。今日はその対策を徹底的に解説していく。
Marty

 

当記事では、上記のテーマ『TOEFL リーディング対策』についてお話していきます。

TOEFL iBTの対策を行ってまず驚くのは、リーディングの難易度の高さや、その時間の短さではないでしょうか。

「正直どのように対策していいかわからない」「もうギブアップして諦めようか」などと感じている人も少なくないと思います。

しかしながら、目標とする大学や、海外留学、社内選考などを勝ち抜くためには何とかTOEFLスコアを上げたいという人も多いと思います。

そこで、この記事ではリーディングで満点(30点)を取得するための方法論を徹底的に解説します。

まず筆者である私について少し紹介させてください。

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もともと英語は大の苦手でしたが、MBA取得の準備のためにTOEFLなどの受験準備を始めて英語を本格的に勉強しました。

結果、TOEFLリーディングパートはほぼ25点以上がコンスタントに取得できるようになり、英検1級や米国公認会計士の資格も後に取得しました。

そこで、超初心者がどのようにTOEFLリーディングを攻略すべきかという観点で徹底的に解説していきます。

中級者以上の方にも有益となるように記載していきますので、是非ご一読ください。

 

TOEFL勉強前の心構えと注意点

この記事では、TOEFLの具体的な対策について解説していきますが、前提として知っておくべきことをここでは紹介していきます。

 

TOEFLリーディング試験の概要

TOEFLのリーディングは、基本的に大問が3問でその問題を60分で解く必要があります。

1つの大問の中に、問題が12~14問入っているので、60分の中で約45問程度の問題をこなしていく必要があります。

TOEFLは主に海外留学の際に非ネイティブの英語力を測る試験なので、学術的な内容がリーディングでは出題されます。

「カエルは雌を呼び寄せるためにみんなで歌を歌う」「化石の発見と歴史」「アメリカでの産業の発展」といったような、日本語でも読んでもややこしいテーマが多いです。

ここはTOEICのように日本語であれば2秒で瞬殺できるような、単純明快な問題は出題されないと理解しましょう。

非常に幅広い語彙の力も求められます。

また、アメリカの試験ではよくありますが、ダミー問題という採点されない問題が出題されると大問が4問になり、試験時間は80分となります。

しかし、受験者にはどの問題がダミー問題かはわからないので、フルスロットルで全問回答することが求められます。

 

TOEFLリーディング対策の心構え

ここからは少し対策をする上での注意点をお話していきます。

 

テクニック論で高得点は望めない

はっきりいって、TOEFLの問題というのは非常によく練られており、テクニックを使えば即答できる類の問題はほぼ含まれておりません

iBT試験であっても、受験者の公平性を測るために常にレベルが一定になるように問題の質もコントロールされています。

もちろん、解法のコツは一定存在し、それを使うことで得点力をUPすることはできますが、あくまで英文をしっかりと読み解くことができる前提です。

 

ボキャブラリー(語彙力)が重要

TOEFLの問題の選択肢というのは、かなり微細なニュアンスの違いを問うてきます。

一般的な大学入試やその他の試験であれば、全体の流れが理解できていればおおよそ選択肢が選べることが多いですが、TOEFLの場合は英文が読めたと思っても、選択肢が選べないというようなこともしばしばあります

何となく読めた気になっていても、キーになる単語一つの意味や使い方がわからないから不正解を選んでしまう、ということが無いように語彙力強化には徹底的に取り組みましょう。

 

一定レベルの文法力・精読力も必要

上記語彙力の話と同様ですが、文法・精読の力が弱いと、どうしても些末なところで読むのに時間を要したり、選択肢の真意を取り違えたりします。

時間の許す限り文法や、精読といったところにも力を入れていきましょう。

 

読むスピードを上げる

「言うは易し」なのですが、高度な英文であってもスピーディーに帰り読みせず読むことが重要です。

一定問題の量をこなしていくことが、重要になると理解してください。

 

TOEFLリーディング高得点取得のための最強対策・勉強法

それでは、ここからはより具体的な勉強法や対策について解説していきます。

 

基本教材はオフィシャルガイドと公式問題集

出題者の意図を理解する目的も含めて、オフィシャルガイドを徹底的に活用するのが基本の学習になります

はっきりいって、日本のその他の教材は、TOEFLの真似をして頑張って作っているレベルであり、本質的なTOEFLの対策になるのはETSが出版しているものだけです。

他の教材に取り組む理由も必要性もありませんので、ETSが出版している教材を徹底的にやりこみましょう。

以下の教材がオフィシャルガイドで、問題とその回答が非常に丁寧に記載されています。

 

オフィシャルガイドだけでは分量の観点から対策が不十分なので、以下の問題集2冊も必ず合わせて解くようにしましょう。

この合計3教材を徹底的にやりこむことで、TOEFLででてくるような英文への耐性が劇的に上がり、ほぼ25~30点の範囲でスコアが安定します。

 

リーディングパートについては、音読も活用しながら、英文表現や、回答選択肢の根拠の選び方などを徹底的に確認して自分のものにしていきましょう。

何となく1度解いた、というレベルではほとんど意味がありません。何度も同様の英文を読み力をつけましょう。

 

語彙力強化は3800

続いてボキャブラリー強化についても解説します。

様々な単語帳が出版されていますが、基本的にTOEFLで100点以上を狙う方は以下の単語帳「3800」を使いましょう。

高得点取得者のバイブルとなっています。

 

英語の音声もついていますし、非常に学習がしやすいです。

単語力強化についてのポイントは、何となく意味がわかるレベルではなく、英語のままイメージが頭に浮かぶレベルを目指すということです。

英文を速読するためには、日本語に一回一回訳していては絶対に間に合いません。

英語のまま単語の意味イメージが浮かんでくるように勉強しましょう。

単語力強化については、以下の記事でも解説していますので、併せてご覧ください。

>>【必読】TOEFL攻略に必要な語彙数+おすすめ単語帳紹介

 

文法力

TOEFL対策の文法といっても、何も特別な対策は必要ありません。

大学受験のときに必要となる知識で、忘れているものを思い出す、補完するという趣旨で以下の参考書を一通り見ていく程度の対応でよいでしょう。

かつてはフォレストという名前の参考書でしたが、現在はEver Greenに名前を変えて生まれ変わっています。

この参考書は非常に読みやすいので、勉強という感覚なく、ざっと一読しながら、TOEFLの問題を解くタイミングで理解が不十分だと感じた項目を参照するようなやり方でよいですね。

 

精読力強化

特段精読力不足を感じていなければこの教材はスキップしていただいて問題ありません。

ただ、抽象度の高い英文を読み解くためにしっかりと構造把握ができないと、全く逆の趣旨に捉えてしまうようなことも起こるため、できるだけ精読力も強化することをおすすめします。

一つ目のお勧めは、『ポレポレ英文読解』です。非常に薄い参考書ではありますが、英文読解の思考法をしっかりと学ぶことができます。

結果だけでなく、日本人が非ネイティブとしてとるべき思考プロセスをしっかりと解説しているので、本質的な英語力強化につながります。

 

そして、もう一歩進んだレベルの練習をしたいということであれば、以下の参考書がお勧めです。

こちらはより深く突っ込んで抽象度の高い長文を読んでいくイメージです。

ここまで、こなせればTOEFLの英文で構造がつかめないということはなくなります。

そういった事象が発生するのであれば、単語力等そのほかの技能に不足がある可能性が高いですね。

 

 

TOEFLリーディング高得点攻略のための具体的攻略法とコツ

それではここからは、具体的な戦術面を解説していきます。

英文がある程度読めても、問題の選択肢が選べないということも多いので、そのあたりも説明していきます。

 

コツ①全体を精読しない

TOEFLのリーディングは、スコア取得に大学・大学院等でアカデミックな勉強をする前提で作られていると考えられます。

そういった背景もあって、受験者に「スキャニング」しながら、目指す情報を入手できるか、を問うてきます

すなわち、ゆっくり全文読ませて、じっくり考えさせるような、日本の大学入試のようなスタイルではなく、抽象度の高い英文からピンポイントで回答根拠を見つけてくるような技能を試していると言えます。

そのため、非ネイティブが全体をしっかり理解してから、問題を解いていくと間違いなく時間切れになります。

私のお勧めは以下のステップで問題を解いていく方法です。

step
1
パラグラフの先頭行数行と、最後の行をある程度しっかり読み、間の文章はざっと流し読みする。これを全パラグラフで行う。

step
2
文章全体のイメージがつかめたら、問題へ移っていき、問題文を読み、回答するための該当箇所・根拠を探していく

step
3
大問の中での最終問題である要約文章正誤については、再度本文と照らし合わせながらとく。時間をかけすぎない

 

少し丁寧に解説します。

全文を最初からしっかり読もうとすると非常に時間がかかります。

そのため、パラグラフの要点となりやすい最初の数行と最終行はしっかりと読みつつ、間の文章はおおよそ何が書いてあるかつかめればよいという程度に流し読みします。

全体像を掴んだのちに、問題文を読んで、該当の本文にもどって回答に必要な個所をしっかり読み込んでいくイメージです。

ここで、皆さまの中には「これって問題の順番と本文の正解該当箇所の順番が異なっていたらかなり探すのに手間取ったり、本文理解が不十分になるのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

その点は全く問題ありません。TOEFLは基本的に問題は本文の流れ通りに順番に出題されますし、その問題に答えながら該当箇所を読んでいくことで全体の流れがある程度わかるように構成されています

言わば、「言われたとおりに問題に取り組んでいけば、大枠がつかめる造り」になっていると言えます。

この方法をとることで、全問に回答するのに最短の時間で取り組むことができます。

 

コツ②ディスコースマーカーに注意して読む

ディスコースマーカーに注意して本文・問題文・選択肢を読むことは大切です。ディスコースマーカーというのは簡単に言えば接続詞など文を文を繋ぐための目印と理解してください。

ここで、本文だけの話ではなく、問題文や選択肢も含むという点はよく覚えておいてください

そして、読んでいる英文が結局ポジティブ(肯定)の話を言っているのがネガティブ(否定)の話を言っているか、意識することも大切です。

回答の選択肢はわざと似たような単語や表現で選びづらくしていますので、特に結局この英文は否定なのか肯定なのか、を理解することで大枠がつかみやすくなります。

漠然と読んでいると、何度も帰り読みしてわかったようなわからないような状況をうろうろしてしますので、まずは選択肢の中でも大枠を掴んで消去できるものはさっと消去してしまいましょう。

日本語だと意識せずにできますが、「しかし」といった接続詞がくれば前後で逆のことを言っている、というようなことを強く意識して英文を読むことで全体像を掴みやすくなります。

当然ですが、Thereforeなどのまとめを示唆するような接続詞の後の英文は全体の中で重要度が高いことも理解しておきましょう。

 

コツ③文挿入問題は指示語+論理展開+ディスコースマーカー

続いて文挿入問題の解き方のコツをお伝えします。これは問題文で一文が与えられ、本文中のどの箇所に入るべきか答えろ、という問題です。

漠然と一つずつ入れてみると、何となく全部OKな気がしてくるのが人間です。

回答を導くための、ポイントは以下の3つを意識して解きましょう。裏を返せば、こういったポイントがあるからこそETSも「ここを問題にしよう」と選んでいるわけです。

 

指示語に注意する

まずは指示語です。挿入する英文に This とか The といった指示後があれば、その指し示すものがどこにあるのか、というのを探すことが重要です。

逆に、する場所の直後の箇所にThisがあるけど、そのThisがさすものが見当たらない場合は、その直前に一文を挿入するとしっかりはまるということも多いです。

まずは、指示語に注意して前後関係を見ていきましょう。

 

接続詞(ディスコースマーカー)に注意する

指示語同様に接続詞にも気をつけましょう。

挿入すべき文章が逆接になっていれば、直前までの流れとしっかり逆になっているか。

あるいは、To sum upのようなまとめの接続フレーズがあれば、その直前に具体例などの情報がしっかりあるか、などを見ていきましょう。

もちろん、挿入できる箇所の直後にでてくる接続詞も重要です。常に前後関係が上手くはまるか、という観点で考えましょう。

 

論理展開に注意する

指示語・接続詞を見ても判断に迷う場合は、全体の文章の流れを見てみましょう。

しかし、これがさっとできれば苦労しないということがあると思うので、あくまで最後の確認項目という位置づけでいきましょう。

最初から論理展開で答えを導こうとすると、いたずらに時間を浪費する恐れがあります

 

コツ④言い換え問題は、文構造をまず自分で整理

長めの一文に下線が引かれて「これと同趣旨の英文はどれか?」という問題も頻出です。

この問題の解き方としてやってはいけないのが、速く解こうとするあまり、すぐに問題の選択肢に飛びつくパターンです。

こういう解き方をすると、何となく解けた気になってしまうが、正答率があがりません。

まず最初に、下線が引かれている英文の構造というのを掴みましょう。

特に気を付けるべきは ①一文全体の趣旨 ②逆接 ③因果関係 の3点です。

一文全体が長いと「結局何?」ということを見失いがちですが、結局英文のメインの主語述語は何で何が言いたいのか、をまずは正確にとらえましょう。

そして、しばしばあるのが、逆説です。何と何が逆で、どちらがメインパートなのか、というのもしっかり意識しましょう。

最後が因果関係です。A cause Bのようなざまざまな形で、しばしば原因・結果が示されますが、このあたりの関係が問題の選択肢では逆になっていたり、違う要素が含まれたりしがちです。

何が原因で何が結果か、よく意識して問題を解くことが重要です。

 

コツ⑤最後の正誤問題に時間をかけすぎない

大問の最後に「本文全体と合致しているものを選択しろ」という趣旨の問題が課されることが多いです。

はっきりいってこの問題はスキャニングもしづらいですし、時間を要した結果不正解になる可能性もあるので、あまり時間をかけないことをお勧めします。

もちろん、時間があまりそうならがっつり解けばよいですが、なかなかそうならないことが多いです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

上記で解説した、ストラテジーや勉強法を愚直に実行することで、圧倒的な成果を上げることができうること間違いなしです。

是非しっかりと腰を据えて学習していきましょう。

 

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