TOEIC

TOEIC概要(費用・平均点・評価・資格種類等総まとめ)

迷えるキャリアウーマン
会社でTOEICを受けるって話したら、TOEIC何て受けても喋れるようにならないし、意味がないといわれてしまったわ。どうしたらいいのかな。
マスター
ようこそLearners' Barへ。
それでは、TOEIC940点を取得した私が、TOEICの良いところ悪いところ含めてお話させていただきますね。ごゆっくりおくつろぎください。

 

本日は、まだTOEICを受けたことがない方や、受けたことはあるけど実は全体像がよくわかっていないという方むけに、TOEICの全体像について説明していきます。

TOEIC総まとめ

TOEIC試験の種類|一般的に言うTOEICとは?

一般的に「TOEIC何点ですか」という質問をされて「TOEICのどの試験のことですか?」と返答する方は少ないと思います。

しかしながら、TOEICには5種類の試験があるのは事実なのです。

①Listening & Reading

②Speaking & Writing

③Speakng

④TOEIC Bridge Listening & Reading

⑤TOEIC Bridge Speaking & Writing

となります。基本的に中身はタイトルのとおりなのですが、④⑤は学生さん向けの少しレベルを落とした試験となります。

一般的に言うTOEICは①のことをさしています。

ですので、このブログ(Learners' Bar)でTOEICと呼ぶときは、①を指しているとご理解ください。

TOEICの運営機関であるETSは以下のように受験者へのポイントを整理しています。

 出所:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about.html (2020/5/21 最終アクセス)

社会人の方を中心に就職活動を控える、学生や、ボランティア参加にも役に立つ試験と解説していますね。

 

TOEICの構成とスコアリング

TOEIC試験について満点が何点かご存知ない方も多いのではないでしょうか。

実は、990点満点という少し変わった試験なのです。ポイントを整理してみましょう。

  • リスニング100問495点 リーディング100問495点 で5点刻みで得点が算出される。
  • 正答数がそのままスコアに直結するわけではなく、毎回の試験の難易度調整を統計処理した後の換算スコアが出る。
  • リスニングPart1~4の4種の形式、リーディングPart5~7の3種の形式がある。
  • リスニング約45分間 リーディング75分 合計約120分
  • 全問マークシート方式であり、記述式の回答はなし
  • テストの問題に英語以外の言語は出てこない。
  • 試験のアナウンスは日本語で行われる(日本受験の場合)
  • ペーパーベースの試験。コンピュータは使わない。

TOEIC受験情報(場所・時期・費用等)

TOEICは英検とは違いほぼ毎月開催される試験です。

年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国約80都市で開催されています。

2020年は新型コロナウィルスの影響でイレギュラーな運用となっていますが、基本ルールは上記のとおりとご理解ください。

各都道府県によって、開催頻度は異なりますので、詳しくはTOEICの公式ページを確認してみましょう。

私はかつて福井県という地方都市に住んでいましたが、そこでもしっかりTOEICは開催されていました。

日本に入れば、基本的に受けられないということはないですね。

各エリアに複数の試験会場があることもありますが、自分で細かく指定することはできませんので、受験票が送られてくるのを待ちましょう。

もちろん、いたずらに遠い試験会場に割り当てられることはありませんので、ご安心を。

 

TOEIC平均点や受験者数

まずはTOEICの公式ページが解説している、2020年1月試験のスコア分布をみてみましょう。

   出所:https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist/247.html#anchor01

平均スコアは580点となっており、最高点は満点の990点ですね。

ここで注意すべきは、Listeningの方が平均点が60点も高いということです。

この事実をどのように理解すべきかは難しいですが、普通に英語学習をしてきた方ならListeningの方がある程度得点を取りやすいということがわかりますね。

逆に言えば、大学受験等ではリーディングの配点が高く、多くの受験者はこれまでリーディングに時間を割いて勉強してきたにもかかわらず、TOEICでは点数がとりづらいということですね。

しっかりと対策が必要です。

 

TOEICスコアの企業での評価・取得メリット

TOEICで高得点を取って良いことはあるのでしょうか。

特にビジネスマンの読者や、これから就職を控えたみなさんにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

いくつかポイントを絞って説明したいと思います。

①TOEICの点数そのものが昇格の要件になっていたり、賞与がもらえたりする。

以下のデータは国際ビジネスコミュニケーション協会のデータです。

                               出所:https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/case/com/elevation.html

各職務ポストに対して、40%程度で、昇格に考慮されるのがTOEICスコアであることがわかりますね。

いかに企業が英語力を測る指標としてTOEICを採用するかがわかるデータかと思います。

最近のニュースで言えば、ソフトバンク社がTOEIC900点の取得者に100万円を与えるというのが話題になったように、一流企業がTOEICの高スコア取得者を求めているといえます。

 

②就職活動で英語ができるアピールになる。社内異動の際に英語ができる人材として検討される。

まずは以下のデータをご覧ください。国際ビジネスコミュニケーション協会が実施したアンケートからの引用です。

出所:https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html

これを見ると、新卒採用には約50%の企業がTOEICスコアを参考にしていると回答しています。

TOEICが全てではないですが、就活でアピールできる要素の一つであることはデータが証明しています。

 

③英語で仕事ができるようになる。

私自身が海外の取引先と英語を使って会議や、メールをしているのでよくわかりますが、TOEICで英語力の素養をつけることで着実に英語で仕事をすることへ近づきます。

もちろんTOEICのスコアがいいからすぐに仕事でつかえる、というような夢物語を語る気はありません。

しかしながら、英会話やライティングの練習をTOEICで基礎を作った後に実施すれば、かなりスムーズに仕事へ活かせるようになります。

TOEICスコアはあくまでTOEICスコアで、目指すところは仕事や、プライベートで英語を使えること、と目標を明確にして勉強しましょう。

 

④ハローエフェクトにより、高い評価を得やすくなる。

私個人的には一番強調したいのはここです。

真剣に説明します。

みなさん、自分の方が良い仕事をしたり、真剣に仕事をしているのに、同僚の方がなぜか良い評価をもらっていたり、自分の評価に納得いかなかったことはありませんか?

おそらく多くの人が少なからず経験していると思います。

それもそのはず、人が人を評価するというのはかなり難しいのです。

特に部下がそれぞれ別のタスクをこなしていたら平等に比較するというのは実質不可能に近いです。

すなわち、少なからず上司の私見が入るのはやむを得ないのです。

ここで意識すべきは心理学の用語である「ハローエフェクト」です。

人に一ついい点があると、それ以外のポイントもよく見えがち、ということを表す用語です。

具体例で説明します。

あなたの部署に後輩が2人入社してきたとして、一人は大学時代途上国で青空教室で算数を教えていた人、もう一人は社長令嬢で働いたことなどない人だったと仮定しましょう。

このとき、二人が同様のレベルの仕事をこなしたときに、あなたから見て、どちらがいい仕事をしたと見えるでしょうか。

一般的には前者になりがちです。人間の先入観とはそういうものなのです。

TOEICスコアも同様です。

もしあなたが帰国子女でもないのに、TOEIC900点を持っているとすれば、間違いなく上司は「この社員は努力家だ」と思うはずです

もっといえば「仕事を振ったら間違いなくきっちり仕上げてくれるだろう」「彼・彼女なら間違いない」等波及的に良い印象をもたれるのです。

不条理だ!と思うかもしれませんが、それが現実です。人間の心理なのです。

そういった心理面からもTOEICで高得点をとることは、あなたのキャリアにとって副次的によいインパクトを与えこと間違いなしです。

 

TOEICスコアが示す英語レベル

TOEICの運営機関であるETSもTOEICのスコアごとに、英語力がどの程度か示すガイドラインを持っています。

しかしながら、これは極めて不正確だと思っています。

TOEICのスコアはTOEICのスコアで、同じ900点でも英会話がペラペラの人もいれば、自己紹介もままならない人います。

試験がリーディングと、リスニングの試験なのですから当たり前ですよね。

英検1級=TOEIC〇〇点 レベルみたいな話もありますが、全く性質の違う試験で比較するのはナンセンスです。

野球とサッカーを同じスポーツだからと言って、比較するようなものです。無理があります。

TOEICスコアはあくまでTOEICスコアだと理解しましょう。

 

実用英語検定とTOEIC

私自身英語検定1級と、TOEIC900点を取得しています。

一般的な中学高校教育、大学教育を受けてきた英語初学者にとってどちらが難しいですか?と聞かれたら答えは簡単です。

英語検定1級の方が10倍難しいです。

TOEICは別に頭の良さは問われないですが、英検は頭の良さも問われます。

英語検定1級合格で必要になると思わる要素で、TOEICには必要とされない要素を上げると

  • 一般常識、社会情勢の知識。アカデミックな文章を読む力。
  • ライティング力
  • スピーキング力
  • かなり高度な単語力(日常生活で知っている必要がないようなアカデミックな単語も必要)

などです。

これは英検1級持っている人なら全員同意してもらえると思いますが、間違いなく英検1級の方が難しいのです。

しかしながら、世間の人の大半はこんな違いは認識していません。

TOEIC900点と言えば、勝手に英検1級レベルの英語力はあるのだろうと推察してくれます。

そういった固定観念も前述したハローエフェクトに通じるところがあります。

ここからも取得しやすいのに世間の評価が高いTOEICは圧倒的にコスパが良い資格と言えます。

 

いかがでしたでしょうか。

TOEIC試験の概要をあらゆる角度から分析してみました。

最後になりましたが、TOEIC900点取得の全体像や流れについては、以下のロードマップ記事でご説明しています。

是非合わせてご一読ください。

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TOEIC900点への完全ロードマップ|パート別対策を24記事で英検1級が解説

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