検討中の方へ

USCPA(米国公認会計士)の将来性と市場価値【合格者が全容を解説】

迷える若者
USCPA(米国公認会計士)が日経新聞に毎日のように広告でうたわれているけど、どんな資格なんだろう?市場価値は高いのかな?
USCPAの市場価値だな。この資格の将来性も含めて、どこよりも詳しく、客観的に分析・解説していくぞ。
Marty

 

当記事では、上記のテーマで解説していきます。

最初にこの記事のゴールをご説明します。記事を読むと以下の事項が理解できます。

この記事を読むと分かること

  • USCPA資格の概要
  • USCPAの将来性
  • USCPAの市場価値
  • どんな人にUSCPAがお勧めなのか

本篇の解説をスタートする前に、まずは筆者の紹介を簡単に行います。

>>プロフィール詳細 >>Twitter >>YouTube

 人生を劣等生として過ごしてきましたが、USCPAによって人生好転しかけています。

USCPAとMBAのダブルホルダーとして、USCPAの魅力を余すところなくお話していきます。

 

USCPA(米国公認会計士)の将来性と市場価値

USCPA資格の概要

U.S.CPAとはどんな資格でしょうか。

この資格は、U.S.Certified Public Accountantの略で、日本では「米国公認会計士」として表記されることも多い資格です。

会計、監査のみならず、IT、ファイナンス、経済学、税務、内部統制等、会社経営に必要となる知識を総合的に問われる試験を突破することで取得が可能な資格です

もしかすると、読者の皆様の中には「横文字の資格が多くてよくわからない」「自分には無縁だと思っている」そんな方も多いかもしれません。

実は、USCPAはグローバル時代、AI環境、アフターコロナ環境において、間違いなく広くビジネスマンが目指すべき資格と言えます

それでは、ここからその背景をご説明していきます。

 

我々を取り巻く環境変化

2021年現在我々を取り巻く環境は大きく変わっています。

ある資格の必要性を論じる上で、これまでどう必要とされてきたか、今どう役にたっているかを論じることも大切ですが、それ以上に「今後どうなるのか」を考えることは大事です。

それでは我々を取り巻く環境変化や、今後予測される環境変化をあげてみましょう。

  • 日本の超高齢化社会。人口減少は歯止めがかかる見込みがなく、まだまだマーケットを海外に求める動きは加速が予想される。まさにグローバル化
  • コロナを起点として、急激に全世界のビジネスモデルが対面⇒非対面のデジタル化へシフトしていくことが予想される。すなわち、ますます地理的なボーダーをなくすことにつながり、グローバル化を進めることにつながっていく。
  • IFRSという国際会計基準への統一の流れが強まっており、日本企業も続々とIFRSを導入している。
  • AI環境が浸透し、単純な作業や入力などの作業は確実にAIに代替されていく。

次に、このような環境下で価値をもつ人材というのはどのような人間なのか、項目ごとに考えてみましょう。

■ グローバル化:共通言語である英語を使って働くことができる人材。

■IFRSへの収束:IFRSをベースに作られた財務諸表を理解、作成、監査等ができる。そういった財務諸表のもとで行われる経営について意思決定ができる人材。

■AI環境:AIが苦手とする、多角的な視点からの現状分析、意思決定ができる人材。例えば、取引先の特性と自社の財務環境、自社の人材特性、日本経済環境等を複合的に検討し、経営意思決定できるような人材。

このように分析していくといかに「英語で、経営の根幹となる財務諸表を理解し、意思決定できるような、付加価値のある人材が求められるか」がわかるかと思います。

裏を返せば、一つ一つの知識やスキルを持っているというだけでは、AIに代替される恐れが高く、包括的な知識を持つ人材が強いということです。

 

USCPAの活躍フィールド

それでは、このような環境変化のなかで、どういったポジションでUSCPAホルダーは活躍することができるのでしょうか。

先に述べたように、USCPAは会計、監査のみならず、ファイナンスや経済学、内部統制、IT等の知識も含めた専門性を証明する資格です。

ここについては、現状の活躍ポジションも意識しながら見ていきましょう。

以下が一般的に言われるUSCPAホルダーの活躍フィールドです。

  • 監査法人で会計士として働く。特に海外子会社を持つ、海外M&A等を行う企業等のUS会計基準やIFRS導入企業へのニーズが高い。
  • 海外子会社で経営層として派遣される。
  • コンサルティングファームで会計コンサルとして活躍する。
  • コンサルティングファームで、M&Aコンサルの中の会計専門家・税務専門家として働く。
  • コンサルティングファームで、戦略コンサルとして会計専門家としての知見を活かしながら働く。
  • CEO、CFO、財務担当者、経理担当者として、一般事業会社で働く。

これらの働き方があります。現時点で、こういったポジション自体は今後急激にに変わることはあまり想定しづらいですね。

一方で、前述したようにこれらの各ポジションで、USCPAホルダーへのニーズは環境変化から強まると予測できますね。

USCPAホルダーのキャリア戦略については、以下の3記事で詳細に解説していますので、是非ご覧ください。

>>【転職希望者必読】USCPA(米国公認会計士)取得後キャリアパス|未経験者でもニーズ高!

>>USCPAにおすすめの転職エージェント5選|米国公認会計士の価値を最大限活かす

>>USCPA取得後に監査法人BIG4へ確実に転職するための5つの心得

 

USCPAの詳細・特徴

USCPAはアメリカの資格?

USという名がつくのでアメリカでのみ活用できる資格に思われがちですが、全く違います。会計資格はIFRSも含めコンバージェンス(簡単に言えば「統一」すること)の流れがあり、USCPAは国際的な相互承認がされています。

オーストラリア、カナダ、香港、メキシコ、ニュージーランド、アイルランドと国際相互承認協定を結んでおり、一定研修を受けることで各国会計士と同じ業務を行うことができます。USCPAが国際的な資格であることをご理解いただけたと思います。

一方で、日本は相互承認の国に入っていません。では、日本の監査法人ではUSCPA資格をもっていても働けないのでしょうか?これも勘違いであり、監査法人でUSCPAホルダーは働くことができます。実際に活躍している人は多数いるのが実態です。

確かに「パートナーとして監査報告書にサインすること」は、日本の公認会計士取得者に限定されていますが、監査法人で多くのUSCPAホルダーが監査業務に従事しています。

 

USCPAではアメリカの会計基準(USGAAP)しか学べない?

先ほどから何度かIFRS(国際会計基準)について言及してきました。

アメリカは別途USGAAP(米国会計基準)をもってるので、USCPA資格を取るにあたっては、米国基準だけしか学べないかというとそんなことはありません。

コンバージェンス(各会計基準の統一)の流れの中で、USCPA試験ではIFRSも出題範囲となっています。それゆえ、USCPA資格をもっているということは、国際会計基準(IFRS)と米国会計基準双方を理解しているという証明になるのです。

したがって、日本本社がヨーロッパのIFRSを適用している子会社を買収する、というようなケースでもUSCPAホルダーは力を発揮するのです。

「USCPA=アメリカ」という結び付けは適切ではないことがご理解いただけたと思います。

 

取得難易度・合格率・必要時間

USCPA取得難易度・合格率

どんなに、資格取得に価値があっても、その価値を上回るコストがかかるのであれば、コストパフォーマンスが悪く、取得は合理的ではないでしょう。

では、USCPA取得は一体どれほど難しいのでしょうか。AICPAによれば、4科目ある試験の合格率はそれぞれおよそ50%前後です。

決して困難すぎる資格ではないことがご理解いただけるでしょう。

ただ、このパーセンテージには英語ネイティブが多数含まれているため、純ジャパとよばれるような非ネイティブについては別途検討が必要です。

 

日本人に絞った数字については、平均で41.3%程度と公表されています。ただし「予備校に申し込んだが受験をする前に諦めてしてしまう人もいる」という事実も認識しておきましょう。

合格率は低くないものの、まだまだ日本にUSCPAホルダーは少ないです。実際にみなさんの周りであまり出会われたことがないのではないでしょうか。

これは裏を返せば、需給の関係から「米国公認会計士は市場価値が高い」と分析することができます。

人材も含めたモノの価値というのは需要と供給のバランスできまるからです。

USCPAのような「英語×IT×会計」を強みとする人材のニーズに対して、人材の供給数(合格者数)が少ないことから、このような類推ができるわけです。

 

USCPA取得に必要な時間

合格率も大事ですが、いったい物理的に何時間割く必要があるのか、ということも検討が必要です。いろいろな数字が巷にはありますが、大手の予備校では1,000時間前後とうたっていることが多いです。

日本の公認会計士試験が4,000時間程度と言われますから、いかに少ない労力で得られる試験かご理解いただけると思います。

ただ、この時間数の適切性は個々人のバックグラウンドによるところが大きいです。実際に私の周りの受験者でも1,000時間もかかっていないという人や、1,300時間程度勉強した方などまちまちです。

アベレージで1,000時間だと認識しておけば良いと思います。

少し、バックグラウンドによる有利不利について説明します。

有利なバックグラウンド

  • 英語力(リーディング・ライティング)
  • 会計・監査
  • ファイナンス
  • IT
  • 内部統制
  • 経済学(マクロ・ミクロ)

特に上2つの得手・不得手は必要時間数への影響が大きいです。

そのため、英語・会計について既に一定の学習・実務経験があれば、絶対的にお勧めの資格となります。

また、1,000時間前後ということは、社会人が働きながら十分に合格を目指すことができるということです

 

USCPA(米国公認会計士)のまとめと次なる一歩

いかがでしたでしょうか。少し長文になりましたが、ここまでをまとめると以下のとおりです。

USCPAの将来性まとめ

  • 現在から将来への環境変化がUSCPAを必要とする流れを強める。
  • USCPAがアメリカだけでなく、国際的な世界資格として機能し日本でも活躍のフィールドが多い。
  • 大学生や社会人が取得することができる資格で、難易度も決して高すぎない。

非常に魅力があることもご理解いただけたのではないでしょうか。

一方で、取得に一定の時間がかかることや、日本の独占業務(監査におけるサイン)はできないなどデメリットもある事もお伝えしてきました。

上記のとおりUSCPA資格は非常に魅力があるので、少しでも興味を持たれたらまずは、無料ウェブパンフレットを今読んでみましょう。

ご自身の目で興味を持たれた「今」確かめるのをおすすめします!

\無料ネットパンフはすぐ読める!/

 

最後に、以下の記事▼▼では「USCPAの試験詳細、必要英語力、将来性、年収水準、予備校の選び方」などの資格取得を検討している方に知っていていただきたい全ての情報をまとめています。是非こちらも併せてご覧ください。

必見|完全版
【完全版】USCPAを検討中の方に伝えたいことを13記事でホルダーが詳細解説

続きを見る

 

 

スポンサーリンク

-検討中の方へ

Copyright© Learners’ PLUS|ラーナーズプラス , 2021 All Rights Reserved.