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USCPAの難易度と必要勉強時間|合格率から紐解く簿記1級との比較分析

迷える若者
USCPAを取ると、市場価値を劇的に高めることができると理解したから勉強を開始しようと思っているけど、どれぐらい難しいのかわかりません!!

USCPAの難易度?愚問だな。個人差はあるが、おおよそ1,000時間も勉強すれば4科目合格する人が多いぞ。今日は徹底的にその難易度を解説していく。
Marty

 

当記事では、上記のような悩みを持つ方を想定し、USCPAの難易度について客観的に分析していきます。

USCPA(米国公認会計士)について、なんとなくニュースや新聞記事などで目にして興味はもっていても、実際にどれぐらいの難易度なのかがわからないという人も多いと思います。

結論は「基本的に英語力にかかわらず誰でも目指すことのできる試験」となりますが、当記事ではこの点をより論理的かつ具体的に解説していきます。

まずは、執筆をする私について簡単に紹介させてください。

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凡人として生まれ育ちましたが、1年程度でUSCPA全科目合格しておりますので、その経験も踏まえてしっかりと解説していきます。

それでは、解説をスタートしていきます。

 

USCPA(米国公認会計士)の難易度と必要勉強時間|試験内容分析

まずは、USCPAという試験の仕組みを少しだけお話します。

4つある科目を全て合格すると、全科目合格者として認定されることとなります。

さらに、そこからライセンス取得のための所定の要件を満たし、一定のお金を払うと、Activeライセンスを取得できて、名刺に資格保持者と書くことができます。ライセンスのない全科目合格者は、対外的に表記する際は、ライセンスがないことを明示しなければなりません。

当記事ではいったん、全科目を合格するところまでを想定してお話しします。日本ではそこまでライセンス取得の有無で市場価値がかわることがないからです。転職市場でも「USCPA全科目合格」で十分に評価されます。

以下の4科目がUSCPAの試験内容となります。

USCPAの4科目

  • FAR(財務会計)
  • BEC(企業経営環境・経営概念)
  • AUD(監査論)
  • REG(商法・税法)

 

これらの4科目を、全て一度に受ける必要はなく、各科目毎に順番に自分のタイミングで合格していけばよいというルールです。

ただし、最初の試験に合格してから18ヶ月以内に4科目全てに合格しないと、最初に合格した科目が失効しますので、注意が必要です。

1科目の試験時間は、4時間です。科目によって出題の方法は若干変わりますが、基本は「MC」と呼ばれる選択問題と「TBS」と呼ばれる作業ベースの選択・計算問題です。

基本的に記述問題はなく、ほぼほぼ全て選択肢を選んだり数値を答えるだけのスタイルです。

英語の試験であるものの、選択式の問題が大半なので特段の英語力を必要としないということだな!
Marty

BECと呼ばれる経営関連の試験にのみ、一部文章で答える内容がありますが、数百ワード程度の文章を書くだけなので、大した長さではありませんし、そこまで大きな配点があるわけでもありません。

各科目75%の得点が合格ラインとなりますが、TOEIC等の試験と同様に各試験の難易度を均一にたもつため、一問あたりの点数が決まっているわけではなく、一定のロジックのもと得点が計算されることになります。

ここが、日本の公認会計士試験との大きな差で、USCPAは落とすことを目的としておらず、一定レベルの実力があれば全員を公平に受からせるという試験です。

一方で、日本の公認会計士試験は、頭数が一定決まっているので、その年の受験生のレベルがたまたま高かったとすると、合格の難易度が上がるということになります。

一定の力があれば全員合格にするというUSCPAのスタンスは安心だな!
Marty

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USCPA(米国公認会計士)合格に必要勉強時間は

USCPAの必要学習時間は、各予備校やインターネット上の情報では1,000時間程度と言われています。

言わずもがなですが、これはそれぞれの受験生のスタートラインに大きく左右される数字です。

私の感覚ですと、1,000時間という数字はおおよそ以下のようなSPECの受験生を想定しているものと思います。

想定される受験生像

  • 業務で一定財務や経理には触れており、簿記2級程度は取得。
  • 海外留学経験は特にないものの、大学受験で英語は一定勉強したし、TOEICも定期的に受けて700点前後は持っている。

 

英語にあまりにも苦手意識があれば、そもそもこのような試験にチャレンジしようと思わないでしょうし、現在の業務で会計に一切触れていない方が資格取得を目指すことも多くはないでしょうから、上記の想定は大きくは外れていないと思います。

そして、読者の皆さんが、ご自身が受験される場合の難易度を考える際は、以下のファクターを変動要素として加味すべきです。

USCPA合格を難しくする変動要素

  • 会計の知識(簿記2級程度の知識があるかないか)
  • 英語力(Readingの体力はあるか、Writingは得意としているか。SpeakingとListeningは一切不要です。)
  • 1日あたりの確保可能な勉強時間。長期休暇を勉強に充てられるかどうか。
  • 出願に必要な会計単位等を既に保有しているか。

 

おおよそみなさんのイメージどおりかと思いますが、私個人的に強調しておきたいのは3つ目の「1日あたりどれだけ勉強に充てられるか」という点です。

USCPAで最も合格を難しくするのは「仕事等の影響(モチベーション低下も含)で、勉強を続けられなくなること」です。

多くの受験生がドロップアウトしてしいまうのは、この仕事の波を読み切れなかったり、仕事をしながらのモチベーションの維持ができないことが原因なのです。

「毎日しっかり勉強できています。メンタルも問題ありません。でも受かりません。諦めます」という人はかなりの少数派だと思うので、この資格試験においてはこのリスクは懸念する必要は大きくありません。

それよりも、仕事が忙しくなって、多少勉強ができない時期がくる最悪のシナリオを想定した上で、合格するプランニングをすることが大事です。

このコントロールさえできれば、あとは最初の一科目(FARを推奨)合格してから1年半の間で3科目受かれば良いのですから、決して難しくないです。

最初のFARに300時間必要だとすると、多く見積もって、残りの3科目に700時間費やせば合格する確率が高く、それを1年半の間で消化すればよいのです。

1ヶ月あたり50時間程度ですから、土日も含めて平均2時間できれば十分ですね。平日出来ない場合は、土日の学習時間を増やせば問題ありません。

これぐらいの勉強量なら本業が忙しい人でも十分1年で全科目合格できるな!
Marty

 

USCPA科目毎合格率から紐解く簿記1級との難易度比較

ここからは、皆さんが気になる合格率についてご説明していきます。

 

USCPA(米国公認会計士)科目別合格率と難易度分析

まずはUSCPAの科目別合格率です。

(合格率というのは一つの目安で、誰が受けているか、どれぐらい勉強して受験しているか、次第で合格率と難易度が比例しないことがあることは理解しておきましょう。)

出所:アビタスウェブサイト

簡単に説明しますと、全世界の全科目の平均の合格率は53.3%程度ですので、押しなべれば2回に1回は受かる試験だということです。

科目毎に多少のばらつきはありますが、おおよそ50%前後となります。そして、日本人の平均合格率は43.1%となります。

ざっくり世界の平均よりも10%低いということが示されています。おおよそ言語の問題と理解してよいと思います。

強調しておきたいのは、繰り返しになりますが、継続して学習さえできればそこまで躓くことなくゴールできる試験であり、「自分との戦い」の性質が強いということです。

難易度を確認するのも大事ですが、合否をわけるのは、受験生が「断固たる決意をもっているかどうか」と言えそうです。

USCPAの難易度は数字が表しているな!必ずしも合格率と難易度は一致しないが、著しく難しいしけんではないと言えるな!
Marty

 

簿記1級合格率との比較による考察

ここからは日本商工会議所が主催する簿記検定1級との比較でUSCPAの難易度について分析していきたいと思います。

出所:日本商工会議所ウェブサイト

上記が2017年以降の簿記1級の合格率となります。

ご覧の通り、合格率はおおむね10%前後です。

また言及したいのは、基本的に年に2回しかチャンスがなく、純粋な合格率の低さに加えてその対応の難しさがうかがえます。

 

上記の合格率と、スケジュールについて見ていくと簿記1級の難易度の高さがわかりますね。

もちろん、母数となる受験者のレベルや、そもそも受験にあたりどれほどの勉強時間を投資しているかなどの前提条件が不明瞭であるので、一概には比較ができません。

その点を踏まえても、USCPAの合格率である50%水準というのは極めて高く、「いつでも何度でも受験ができる」というのは、忙しい社会人や大学生にとっては非常に取得しやすい要素となっていると言えます。

 

日本人受験者の鬼門WC(英作文)対策

ここまで説明したとおり、全体感としては決して難易度が高すぎる試験ではないとご理解いただけたかと思います。

ただし、日本人受験者を一定悩ませるのが、WC(Written Communication)と呼ばれる英作文の試験です。

4科目のうち、1科目(BEC)のみで出題され、かつ15%の配点なので、決して分量は多くはありませんが、苦手としている人は平気で0点となる懸念もあります。

そういった学習者様の声に、残念ながら各予備校の教材が答えられていないところがあるので、私自身でUSCPA向けの対策マニュアルを作成しています。

こちらの教材と、各予備校のテキストや、海外教材(Wileyなど)を併用すれば、間違いなく合格点は取得できるはずです。

ありがたいことに、以下のように学習中のみなさまからご好評の声をいただいていますので、是非英作文に自信がない方はご活用ください。

 

 


ただ、分量が非常に多く、ブログ記事内での提供が困難ですので、PDFという形でnote記事内で提供しています。

学習を開始されたら、是非ご活用ください。

>>USCPA最速攻略|BEC WC完全対策講義

 

 

 

いかがでしたでしょうか。USCPA試験の難易度について、様々な角度からお話しました。

最後に当記事のまとめです。

当記事のまとめ

  • USCPAに必要な時間はおおよそ1,000時間~1,500時間程度といわれており、筆者の感覚からも相違ない。
  • ただし、簿記2級程度の会計知識とTOEIC頻出の単語700点程度の英語力は想定されている。
  • 全世界の平均合格率は53%、日本だと10%低い43%。
  • 合格率を見れば、簿記1級よりもはるかに高く、何度でも受験できる制度であることからもその取得しやすさは明らかである。
  • BECの英作文は『WC対策完全講義』を活用すれば、苦手な人でも合格点は取得可能。

 

このように概観してみると、非常に合格率の高い試験であることが理解いただけたかと思います。

もし、少しでも興味を持たれたらUSCPA予備校の資料を確認していましょう。

おすすめはわが母校「アビタス」です。アビタスなら無料ですぐにウェブパンフを読むことができますよ!

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そのほか、各大手スクールの比較やお勧めスクールが気になる方は、ぜひ以下の記事もご確認ください。

要CHECK!
USCPA予備校比較 | アビタスが断トツおすすめな理由8選【口コミ・割引も紹介】

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最後に、以下の記事▼▼では「USCPAの試験詳細、必要英語力、将来性、年収水準、予備校の選び方」などの資格取得を検討している方に知っていていただきたい全ての情報をまとめています。是非こちらも併せてご覧ください。

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