試験対策

米国公認会計士(USCPA)の受験科目の理想的な順番|戦略が勝負を分ける

迷える若者
USCPAの取得を決めて予備校も決まったけど、どの科目から受験したらいいんだろう?インターネットをみても色々な意見があって決められません!
USCPAの受験科目の順番だな。個人のバックグラウンドによって採用すべき順番は2パターンあるぞ。どの媒体よりも詳しく徹底解説していくぞ!
Marty

 

当記事では上記のようなお悩みを解決していきます。

USCPA(米国公認会計士)の試験というのは、ご存知のとおり以下の4科目で構成されています。

USCPAの4科目

  • FAR(財務会計)
  • BEC(企業経営環境・経営概念)
  • AUD(監査論)
  • REG(商法・税法)

この4科目をどのような順番で攻略していくか、はその資格取得の成否を分けるポイントとなります。

また、資格取得にかかる総学習時間を大幅に左右する可能性がありますので、慎重に検討する必要があります。

この記事では、検討の観点から、受験者タイプ別の受験順番などを徹底的に解説していきます。

まずは筆者である私について少し紹介させてください。

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いわゆる激務な本業を抱えながら、約1年でUSCPA全科目合格していますので、経験を踏まえてわかりやすく解説していきます。

 

米国公認会計士(USCPA)の受験順序検討の観点

まずは、どういう観点で科目の受験順番を決めべきなのかを説明します。

検討の観点は大きく分けて3つです。

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  1. 不合格になることなく4科目一発合格して資格取得に至るかどうか。
  2. 資格取得(4科目合格)までの期間を短くできるか(効率性の観点)。
  3. 勉強を継続するための、モチベーションを保てるか。

それでは、それぞれの観点について、深堀して分析していきましょう。

 

①資格取得可能性の観点(合格への近道)

米国公認会計士の試験は多くの人が社会人になってから受験します。

それゆえ、挫折している人が非常に多いのが実態です。

大手の予備校は顧客を多く獲得するために「資格の価値は高く、その難易度は低い」とアピールしがちです。

それゆえ、どうしても受験者は予定通り学習・受験が進まず途中で挫折してしまうことが多いのです。

ここで、挫折の理由と科目受験の順番について関連するところを説明します。

米国公認会計士の資格というのは、最初の科目を合格してから18か月以内に全4科目を合格しないと、最初の科目が失効するというルールです。

すなわち、18か月の中で合格をできるかどうかというのが1つ大事な観点になるわけです。

人間誰しも、一度受かった科目を再受験というと投げ出したくなるものです。

いわゆる「科目失効」を避けるべき受験順番を検討してましょう。

 

②効率性の観点(総学習時間)

もう一つの検討の観点が合格までの総学習時間です。

先に述べた通り18か月で全ての科目の合格ができるという前提に立つと、次に考えるべきは総学習時間をどのように短くできるか、という点です。

何故こういう話になるか、というと4つの科目が相互に関連しているからです。

1つの科目で学んだ基礎知識が他の科目で必要になったり、ということがあるのです。

それゆえ、相互の科目の親和性などを考えて戦略を立てなければ、先に勉強した知識を忘れてしまっていたり、と非効率が発生します。

 

③モチベーションの観点

最後の観点はモチベーションです。

1つ目の観点とも関連しますが、モチベーションを高く保って学習を継続できるかというのも一つの観点です。

あまり重たい科目を序盤に持ってきすぎると、「科目合格」という成功体験に時間がかかり、モチベーションの維持が難しい、といったロジックです。

もちろん個人の性格によるところもありますので、そのあたりも踏まえて鑑みて、解説していきます。

 

 

米国公認会計士(USCPA)のおすすめ受験順番

それでは、先に解説した検討の観点をもとに、おすすめの受験順番を説明していきます。

ただし、最初にお伝えしたいのは、個人の性格やバックグラウンドによるところもあるので最終的には自己判断すべきという点です。

すでにJCPAの資格をもっていたり、人の10倍忙しかったり、鉄のハートをもっていたり、とそれぞれの環境は様々です。

以下で解説するおすすめ順番は、いわゆる一般的な環境におかれた、一般的な性格の持ち主向けの話と理解ください。

 

おすすめ順①FAR⇒BEC⇒AUD⇒REG

まずはこちらの順番からです。まさに私自身が使った順番であり、自身をもっておすすめできます。

それでは、この受験順のメリットデメリットを一つずつ見ていきましょう。

 

FARは最初の科目が鉄則

まずは、なぜFARを最初に受験すべきか解説していきます。

先ほど検討の観点で説明したように、最初の合格から、最後の科目の合格まで受験期間は18か月しかありません。

ただ、これは少しからくりがあります。

「最初の科目の合格から」起算するので、最初の科目にどれだけ学習時間を割いても18か月に影響を与えないという点です。

裏を返せば、受験対策に最も時間がかかる科目は最初の受験が鉄則となるわけです。

またFARは、会計の根幹を学習する科目であり、他の科目の学習のベースとなってきます。

それゆえ、特殊なバックグラウンドの方を除いて、最初の受験が鉄板であり、ここについてはあまり議論の余地がないところです。

 

BECを2科目目にすることで、スムーズな2科目合格を目指す

ここについては、英語力(とくにWriting)によるところが大きいので議論が分かれますが、2科目目にBECを設定することでFARとBECまでのスムーズな合格が可能になります。

繰り返しになりますが、初回の受験科目の学習時間は18か月に影響を与えないので、比較的リラックスして学習することができます。

そして、1科目目を合格してから、2科目目をスムーズに合格することで早期に4科目合格のめどを立てるという戦略です。

BECはWritten Communicationというライティング科目があることを除いては、ほとんど難しい論点がでてきませんし、試験範囲も狭いです。

ITや、経済学、ファイナンスといった論点に多少なりとも強みがあれば、特にこの科目は楽勝科目になります。

私自身は経済学やファイナンスのバックグラウンドがあり、英語のWritingも強みとしているので、ほとんどこの科目はアビタス動画を問題をさっと解いた以外の対策は不要でした。

2科目をスムーズに合格できたことで、資格取得をぐっと引き寄せた感覚となり、かつ残りの期間もたっぷりあるので心の余裕も生まれました。

 

REGは最後の受験が鉄則

REGは最後の受験が鉄則です。

この理由としては、他の科目との関連が比較的少ないという背景があり、先行して学習するメリットがあまりないことがあげられます。

また、FARに次いで分量も多いので序盤で受験して不合格になるとペースをつかみづらく、最後の科目とすることでリズムを作れることもあります。

また、FARで学ぶ内容と、ある種相反する考え方を学ぶところでもあり、頭を混乱させないためにも、FARのタイミングと一定話すことが有効だという意見も多いです。

このように、REGは最後に受験することのメリットが多い科目と言えます。

 

おすすめ順②FAR⇒AUD⇒BEC⇒REG

もう一つのお勧め順番がこちらです。

先ほど説明したプランのAUDとBECをスイッチしている形となります。

こちらについてもメリットを説明していきます。

 

AUDとFARの相関性

昨今の出題傾向を分析すると、AUDは比較的FARに近しい問題が出題されているようです。

監査の試験ですので、会計の知識が問われるのは当たり前と言えば当たり前ですね。

それゆえ、FARを受験してからあまり間隔が空いてしまうと、その内容を忘れており、再度学習に時間を割かれるということになります。

むしろAUDの合格でペースを掴みたいという方にはお勧めといえます。

 

BECにおけるWRの存在

私の場合は、Writingに難がありませんでしたが、そうではない受験者の方も多いと思います。

このWriting対策は、他の科目対策とは一線を画す「英語」の学習となるため、ここで不合格になったり、学習に時間をさかれると受験のペースがつかみづらいということがあります。

それゆえ、Writingに苦手意識がある人は、BECを3科目目にもってきて一定時間を使って合格を狙う方がクレバーと言えます。

その分2科目目のAUDで苦しめられると、2科目目、3科目と苦戦する可能性をはらんでいるので、2科目のAUDまでを厚めに対策して確実に1回の受験で攻略することが大事でしょう。

 

米国公認会計士の科目ごと受験順番のまとめ

最後に当記事のまとめです。

当記事のまとめ

  • 米国公認会計士の科目受験順を決めるのに必要な観点は、①資格取得可否 ②効率 ③モチベーション維持 の3つ
  • おすすめするパターンは①FAR⇒BEC⇒AUD⇒REG もしくは ②FAR⇒AUD⇒BEC⇒REG の2パターン
  • 大前提はそれぞれの受験者のバックグラウンドによるので、自己判断

最後に受験順序を決められた方も、迷われた方も、各科目の勉強法をぜひ確認してみてください。

以下の5記事でFAR、BEC、AUD、REGの勉強法を徹底解説しています。

>>【USCPA】FARを最短勉強時間で取得する方法|米国公認会計士への道

>>【USCPA】BEC対策徹底解説|米国公認会計士取得への勉強法

>>USCPA最速攻略|BEC WC完全対策講義(note記事)

>>【USCPA】AUD合格のための勉強法|正攻法が一番の近道

>>【USCPA対策】REGに最速で一発合格するための必勝勉強法

 

各科目の勉強内容なども確認の上、是非ご自身に最適な勉強プランを決定してください!

なお、これからUSCPAの学習を始める、という方はまずは私の母校「アビタス」のウェブパンフレットを確認してみましょう!

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